椿(ツバキ)の剪定時期とチャドクガ対策|花後すぐがベスト
濃い緑の葉と美しい花が魅力の椿(ツバキ)ですが、庭木としての管理には2つの大きな悩みがあります。「毎年花が咲かない」ことと、「毒毛虫(チャドクガ)の大量発生」です。
実は、この2つの悩みは「正しい時期の透かし剪定」で同時に解決することができます。この記事では、椿の剪定時期と安全な管理方法を解説します。
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花を咲かせる剪定時期は「春(花が終わった直後)」
椿は、春に花が咲き終わった直後から新芽を伸ばし、夏頃(6月〜7月)にはもう「来年の花芽」を枝先に作ります。キンモクセイなどと同様です。
そのため、夏〜秋に伸びた枝を短く切ってしまうと、せっかくできた花芽をすべて切り落とすことになり、翌年花が全く咲かなくなってしまいます。 必ず花が咲き終わった直後の春(3月〜5月頃)に剪定を終わらせましょう。
恐怖の「チャドクガ」を防ぐには風通しが命
椿を植えているご家庭で最も警戒すべきなのが、初夏と秋の年2回発生する「チャドクガ」という毛虫です。非常に強い毒を持ち、直接触れなくても、風で飛んできた毒毛に触れただけで全身に激しい痒みと発疹が出ます。
葉が密集した「暗い場所」に発生する
チャドクガは風通しが悪く、葉が密集して暗くなった木の内側を好んで産卵します。バリカンで表面だけを刈り込む剪定をしていると、内部が密室状態になり、チャドクガにとって最高の繁殖環境を作ってしまいます。
これを防ぐためには、不要な枝を根元から抜いて向こうの景色が透けて見えるようにする透かし剪定が不可欠です。太陽の光と風が入る木には、チャドクガは寄り付きにくくなります。
すでに毛虫が発生している場合はプロへSOS
「葉っぱの裏に毛虫がびっしり付いている」「葉が食い荒らされている」のを発見したら、絶対に自分で切ろうとしないでください。ハサミの振動で毒毛が舞い散り、大惨事になります。至急、害虫駆除もできるプロの植木屋に消毒と剪定を依頼してください。
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まとめ
椿の管理は「花後すぐに切る」「木の内側を透かして風を通す」の2点がすべてです。 チャドクガの被害を恐れて、やむを得ず伐採して抜根する決断をされるご家庭も少なくありません。手遅れになる前に、正しい時期のお手入れを実施しましょう。