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初心者でも失敗しない!庭木の「透かし剪定」のやり方

剪定バサミで枝を切る作業のクローズアップ

庭木の剪定を自分で行う際、ただ外側を短く刈り込むと、表面だけに葉が密集してしまい、中は枯れ枝だらけになってしまいます。 木を健康で美しく保つために初心者がぜひマスターしたいのが、不要な枝を根元から間引く「透かし剪定(すかしせんてい)」です。

この記事では、どこを切ればいいのか迷わないための「忌み枝(いみえだ)」の見つけ方と、透かし剪定の基本的なやり方を解説します。

透かし剪定とは?そのメリット

透かし剪定とは、枝の数を減らして文字通り「向こう側が少し透けて見える」ようにする切り方です。

  • 日当たり・風通しが良くなる: 内部に光が入り、病害虫(アブラムシや毛虫)の発生を防ぎます。
  • 自然な樹形を保てる: 人工的な真ん丸ではなく、木が持つ本来の柔らかな形を残せます。
  • 台風に強くなる: 風の通り道ができるため、強風による枝折れや倒木のリスクが下がります。

切るべき「忌み枝」の5つのパターン

「どれを切ればいいかわからない!」という方は、まず以下の5種類の「忌み枝(不要な枝)」を探して、見つけ次第枝の根元(付け根)から切り落としてください。これだけで随分とスッキリします。

1. 徒長枝(とちょうし)

他の枝よりも極端に太く、空に向かってまっすぐ勢いよく伸びている枝。樹形を大きく乱し、他の枝の養分を奪うため根元から切ります。

2. 内向枝(ないこうし)

外側ではなく、幹の中心(内側)に向かって逆走するように伸びている枝。風通しを悪くする原因になります。

3. 交差枝(こうさえだ)

他の枝とクロスして擦れ合っている枝。風で擦れて木が傷つくため、細い方や邪魔な方を切ります。

4. 下り枝・立ち枝

不自然に真下に向かって伸びている枝、または水平な枝から垂直に立ち上がっている枝。

5. ひこばえ(ヤゴ)

木の根元付近からヤブのようにたくさん生えてきた細い枝。養分を大量に吸い取ってしまうため、地面ギリギリで切り落とします。

💡

失敗しないための鉄則:枝の途中で切らない

透かし剪定で最も重要なのは、「切る枝は必ず付け根から切る」ことです。枝の途中で中途半端に切ると、そこから数本の不自然な小枝が生えてきて(鳥の巣のようになり)、かえって樹形が崩れてしまいます。

初心者におすすめの必須アイテム

切れ味の悪いハサミで無理やり切ると、切り口が潰れて木が病気になりやすくなります。DIYで始めるなら、必ず専用の「剪定鋏」を用意しましょう。

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手に負えなくなったら無理せずプロへ

透かし剪定は楽しい作業ですが、高い場所にある枝や、太い幹を切る作業は危険です。脚立が必要なサイズになったら、迷わず植木屋に依頼しましょう。

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まとめ

透かし剪定の基本は、「樹形を乱す不要な枝(忌み枝)を見つけて、付け根から切り落とすこと」です。一気にたくさん切ろうとせず、少し切ったら遠くから木全体を眺めてバランスを確認しながら、少しずつ進めるのが失敗を防ぐコツです。