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桜(サクラ)の剪定時期と方法|「桜切る馬鹿」の本当の意味

剪定された健康な桜の枝葉

春には美しい花を咲かせ、私たちを楽しませてくれる桜(サクラ)。庭のシンボルツリーとしても人気がありますが、大きくなりすぎると管理が大変になります。

しかし、昔から「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるように、桜の剪定には非常に神経を使います。 この記事では、なぜ桜を切ってはいけないと言われるのか、それでも切らざるを得ない場合の正しい方法と時期を解説します。

「桜切る馬鹿」の本当の意味

「桜は一切切ってはいけない」と誤解されがちですが、このことわざの本当の意味は「知識を持たずにむやみに枝を切ると、木が枯れてしまうから注意しなさい」という戒めです。

桜は他の庭木に比べて、傷口(切り口)を治す力(カルス形成力)が非常に弱いという特徴があります。 ハサミやノコギリで枝を切ると、その切り口から雨水と一緒に「腐朽菌(ふきゅうきん)」という木を腐らせる菌が侵入しやすく、枝先だけでなく幹まで腐って倒木してしまう恐れがあるのです。

それでも桜の剪定が必要なケース

むやみに切ってはいけない桜ですが、以下のような場合は木を長生きさせるため、あるいは生活環境を守るために剪定(切除)が必要です。

  • 病気や害虫にやられた枝・枯れ枝: 放置すると健康な枝まで腐ってしまうため、早急に根元から切り落とします。
  • ひこばえ・胴吹き枝: 根元や幹の途中から不自然に生えてきた枝。木の養分を奪うため切ります。
  • 家や電線にぶつかりそうな枝(越境枝): トラブルになる前に、太くなる前(若枝のうち)に切っておくのが理想です。

桜の剪定時期と、失敗しない切り方

やむを得ず桜を切る場合、絶対に守らなければならないルールが2つあります。

ルール1:時期は「落葉した冬(11月〜3月上旬)」

桜の剪定は、葉が落ちて木が休眠している冬の間に行います。春から夏にかけて切ると、切り口から樹液が流れ出てしまい、木が急速に弱ります。

ルール2:切り口に必ず「癒合剤(ゆごうざい)」を塗る

これが一番重要です。枝を切った直後に、傷口を保護する薬である「癒合剤(ゆごうざい)」を切り口にたっぷりと塗ります。これにより、雨水や腐朽菌の侵入を防ぎ、木の回復を助けます。

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プロも使用する代表的な傷口保護剤。殺菌成分が含まれており桜の剪定に必須です。

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枝の途中で「ぶつ切り」にしない

枝を途中で切ると、そこから枯れ込みやすくなります。切る場合は、必ず「枝の付け根(幹との境目の少し膨らんだ部分のすぐ外側)」から綺麗に切り落としてください。

太い枝の剪定はプロに任せるのが安全

直径が5cmを超えるような太い枝を切る場合、傷口が大きくなるため枯れるリスクが飛躍的に高まります。大きな桜の木を小さくしたい場合は、桜の特性を熟知した植木屋に依頼することを強くおすすめします。

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まとめ

「桜切る馬鹿」と言われるのは、桜が菌に感染しやすくデリケートな木だからです。 どうしても切る必要がある場合は、必ず「冬の時期」に、「付け根から切り」、「癒合剤を塗る」という3つのルールを徹底して、美しい桜を守りましょう。

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