庭木の剪定時期カレンダー|常緑樹・落葉樹・針葉樹の違い
「庭の木が伸びてきたから、時間がある週末にパパッと切ってしまおう」——ちょっと待ってください! 庭木には、種類ごとに「切ってもいい時期」と「絶対に切ってはいけない時期」があります。時期を間違えると、来年花が咲かなくなったり、最悪の場合は木が枯れてしまうことも。
この記事では、庭木を「落葉樹」「常緑樹」「針葉樹」の3タイプに分け、木にダメージを与えないための正しい剪定時期(カレンダー)をわかりやすく解説します。
庭木の種類別・剪定カレンダー
まずは、ご自宅の庭木がどのタイプに当てはまるかを確認しましょう。
1. 落葉樹(冬に葉が落ちる木)
【代表的な木】モミジ、サクラ、ハナミズキ、アオダモなど
冬になると葉がすべて落ちて、枝だけになる木です。
✂️ 基本の剪定時期:12月〜2月(休眠期)
葉が落ちている冬の間は、木が休眠しているため太い枝を切る「強剪定」をしてもダメージが少なくて済みます。枝の重なり具合(骨格)がよく見えるため、形を整えるのに最適です。
2. 常緑樹(一年中葉がついている木)
【代表的な木】シマトネリコ、キンモクセイ、ツバキ、オリーブなど
冬でも緑の葉をつけている木です。落葉樹に比べて寒さに弱いのが特徴です。
✂️ 基本の剪定時期:4月〜6月、または9月〜10月
春の新芽が伸びる前(4月頃)、または夏の暑さが落ち着いた秋(9月頃)が適期です。真冬に切ると寒さで弱ってしまうため、大幅な剪定は暖かくなってから行います。
3. 針葉樹(葉がチクチクしている木)
【代表的な木】マツ、コニファー(ゴールドクレスト等)、マキなど
常緑樹の一種ですが、葉が針のように細いのが特徴です。
✂️ 基本の剪定時期:10月〜11月、または4月〜5月
真冬の寒さや真夏の暑さを避けた、穏やかな気候の時期に剪定します。ハサミで切ると切り口が赤く変色しやすいため、手で芽を摘む(みどり摘み)などの特殊な手入れが必要です。
すべての木に共通する「NG時期」
真夏(7月下旬〜8月)の猛暑の中での強い剪定は、どの木にとっても命取りになります。木が暑さで大きなストレスを受けているため、この時期は邪魔な小枝を軽く切る程度に留めましょう。
花を楽しむための「花木」の剪定ルール
アジサイやツバキのように「花を楽しむ木」の場合は、葉のタイプに関係なく「花が咲き終わった直後」に剪定するのが鉄則です。
花木は、花が終わると数ヶ月後には来年の花のもと(花芽)を作り始めます。秋や冬になってから「伸びたから切ろう」と枝を切ってしまうと、せっかくできた花芽ごと切り落としてしまい、来年花が全く咲かなくなってしまいます。
プロにお任せで、いつでも綺麗なお庭に
「木の種類が多すぎて、いつ切ればいいかわからない」という場合は、年1〜2回、プロの植木屋に一括して任せるのが最も安心です。くらしのマーケットなら、地元の優良業者を料金や口コミで比較できます。
くらしのマーケットで植木屋の料金を比較するまとめ
庭木の剪定は「落葉樹は冬」「常緑樹は春か秋」「花木は花後すぐ」と覚えておけば、大きな失敗を避けることができます。まずはご自宅の木がどのタイプかを確認し、適切なタイミングでハサミを入れるようにしましょう。