モミジ(紅葉)の剪定時期と方法|美しい自然樹形を保つコツ
繊細な枝ぶりと秋の美しい紅葉で人気のあるモミジ(カエデ類)。しかし、剪定の難易度はやや高く、「間違った時期に太い枝を切ったら、切り口から水(樹液)がポタポタと止まらなくなり、木が枯れてしまった」という失敗が後を絶ちません。
この記事では、モミジを枯らさないための厳密な剪定時期と、ふんわりとした自然な樹形を保つための切り方のコツを解説します。
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モミジの剪定時期は「落葉後すぐ(11月〜1月)」
モミジは非常に水を吸い上げる力が強い木です。そのため、春先に枝を切ると切り口から樹液が流れ出し(溢泌現象)、木の体力が奪われて枯れ込む原因になります。
2月以降の剪定は絶対にNG
まだ寒い2月でも、モミジは土の中で春に向けて猛烈に水を吸い上げ始めています。太い枝を切る「強剪定」は、葉が落ちて休眠に入った直後の11月下旬〜1月上旬までに終わらせるのが鉄則です。
美しい自然樹形を作る「透かし剪定」
モミジは、人工的に丸く刈り込むと不自然な枝が密生して美しさが損なわれます。風にそよぐような柔らかい樹形を保つには、不要な枝を付け根から間引く「透かし剪定」が基本です。
- 平行枝を切る: 同じ方向に重なって伸びている枝は、どちらか一方を付け根から切ります。
- 徒長枝を切る: 真上に向かって勢いよく伸びている太い枝を切ります。
- 三又の枝を「二又」にする: 枝の先がY字ではなく「三つ叉(みつまた)」になっている箇所は、真ん中の枝を抜いて二又にすると、サラサラとしたきれいな枝先になります。
大きくなりすぎたモミジはプロへ
すでに屋根の高さを超えてしまったモミジを小さくする(強剪定)のは、切る位置を間違えると枯れるリスクが高いため素人には困難です。「高さを半分に落としつつ、自然な樹形を残してほしい」という難しいオーダーは、モミジの扱いに慣れた植木屋に依頼しましょう。
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まとめ
モミジの剪定は「落葉したらすぐ(1月まで)に切る」「枝先を二又に残す」のが美しく保つ最大のコツです。落葉樹の剪定時期をしっかり守り、ノコギリで切った太い枝の切り口には、必ず癒合剤(ゆごうざい)を塗って雑菌の侵入を防ぎましょう。